「めんどくさい」こそが生きる意味。九州から届いた情熱と、一時間の夜道に染みるおにぎり。
九州から自走でNORIに会いに。人生初とは思えない「はんだ付けの素質」と、手間をかける美学。
今日、九州からわざわざ自走で会いに来てくださったお客様。
その手には、ご自身で製作された24V仕様のLED基板がありました。

人生初めてのはんだ付けとは思えないほど丁寧な仕上がり。

この枠もテール自体も全て板金で手作業で、レンズまでアクリル曲げで作られていました。
驚いたのは、そのはんだ付けの様子です。
伺えば、なんと今回が「人生初めてのはんだ付け」とのこと。
「初めてとは思えないほど綺麗ですね。すごい素質がありますよ!」と思わず声をかけてしまいました。
なぜこれほど見事にできるのか。
その答えは、「NORIさんのYouTubeを釘付けになって見て、勉強したんです」という、これ以上ないほど嬉しいものでした。
YouTubeという教科書を通じて、技術のバトンがこうして確実に繋がっていく。
指導者として、本当にありがたい一日でした。
一時間の夜道と、生きてる意味を味わう時間
そんな熱い余韻を胸に、今日は一時間の夜道を歩いて帰ることにしました。
お腹もペコペコだったので、途中のフレスコに寄って、半額になっていたおにぎりを買い、食べながらの帰路です。

フレスコで手にした半額の昆布おにぎり。

一口ごとにエネルギーが染み渡ります。

ウォーキングの途中に見えた、城山台方面の美しい夜景。
世の中を見渡せば、100mを何秒で走るか競うオリンピック選手がいます。
よく考えれば、車の方が速いし、飛行機ならマッハで飛べる。
単に速く移動したいだけなら、機械を使えばいいはずです。
囲碁や将棋も、すでにAIには絶対に勝てない時代です。
それでも、なぜプロの棋士が存在し、多くの人を惹きつけるのか。
それは、人間が効率ばかりを求めてしまうと、「生きてる意味」を失ってしまうからではないでしょうか。
効率だけを見れば、一時間歩くことも、自分ではんだ付けをすることも「無駄」に見えるかもしれません。
しかし、その一見「めんどくさそうなこと」の中にこそ、人間の幸せや達成感が詰まっているのです。
自らの手と足、そして頭を使い、あえて手間をかける。この「過程」を味わうことこそが、私たちが生きる文化そのものです。
今日、九州から走ってこられたお客様の情熱、そして一時間の夜道と一つのおにぎり。
こうした「めんどくさい」を大切にする日常の積み重ねを、これからも発信していきたいと思います。